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PCI元社長の無罪確定へ=検察側上告を断念―東京高検(時事通信)

 中国遺棄化学兵器処理事業をめぐり特別背任罪に問われ、一、二審で無罪とされた大手建設コンサルタント「パシフィックコンサルタンツインターナショナル」(PCI)元社長荒木民生被告(73)について、東京高検は21日までに、上告しない方針を固めた。上告期限の25日午前0時に無罪が確定する。
 東京高裁は10日の控訴審判決で、グループ会社への約1億2000万円の利益供与について、「経営状態が悪化したグループ会社への支援には一定の合理性があった」として特別背任には当たらないと判断し、一審無罪判決を支持した。 

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自動車火災 軍手、鳥の巣 意外な火元(産経新聞)

 エンジンルーム内に置き忘れた雑巾(ぞうきん)や軍手などの可燃物に火がついて起きる自動車火災が頻発していることが国土交通省の統計から分かった。長期間使わなかったトラックでは、枯れ枝で作られた鳥の巣が原因で、走行中に発火したケースもあった。気づかないうちに意外な“火元”が作られている可能性があり、国交省はドライバーに注意を呼びかけている。(海老沢類)

 国交省では昨年から、メーカーが報告した車の不具合による事故や火災の情報をホームページ上で公表しはじめた。それによると、昨年12月までの報告件数は事故が154件、火災が984件。このうち、雑巾や鳥の巣などエンジンルーム内に持ち込まれた可燃物が原因とみられる火災は昨年9月までの10カ月間だけで72件あった。

 発火した可燃物は、雑巾や軍手などの布類が56件(78%)と最も多く、リスや鳥などが巣をつくるために持ち込んだ小枝などが8件(11%)、枯れ草7件(10%)などが続いた。

 雑巾や軍手は点検や整備が終わった際に置き忘れるケースが多いほか、次の使用に備えてわざと置きっぱなしにしているドライバーもいるという。

 鳥などの巣が原因とみられる火災は、長期間使用していなかったトラックに多く報告されている。「エンジンルームの配管は樹木の枝に似ていることに加え、冬でも暖かく外敵も少ない」(国交省自動車交通局)こともあり、車両の下のすき間から動物が小枝などを持ち込んで営巣することがあるという。

 国交省の実験では、こうした可燃物は、エンジンオイルなどが付着すると300~350度で発火する。

 自動車交通局の担当者は「運転前にはエンジンルーム内に置き忘れた物や小枝などがないことを確認してほしい」と呼びかけている。

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抗がん剤「アービタックス」で因果関係否定できない死亡が2例(医療介護CBニュース)

 メルクセローノ社の抗がん剤「アービタックス注射液100mg」(抗EGFR抗体医薬)について直近約1年間(2008年9月19日-10年2月15日)で、因果関係が否定できない心不全が2例報告されており、いずれも死亡していたことが、厚生労働省がこのほど公表した「医薬品・医療機器等安全性情報」第268号で明らかになった。

 また、重度の下痢の副作用も5例報告されており、このうち腎不全に至った症例が2例あったという。この副作用による死亡例はなかった。
 これらを受けて、同省は添付文書の「副作用(重大な副作用)」に「心不全」と「重度の下痢」を追記するよう指示し、観察を十分に行い、異常などが認められた場合は適切な処置を行うよう注意喚起した。

 また、海外文献では、がん腫瘍内に存在するKRAS遺伝子に変異がある患者に対しては有効性がないとされていることから、同省は添付文書の「効能・効果に関連する使用上の注意」を改め、KRAS遺伝子の変異の有無を考慮した上で、適応患者の選択を行うことを求めた。
 関係企業が推計した年間使用者数は09年で約1500人。

 このほか、スタチン系の高脂血症治療薬について、約3年間(06年4月1日―09年11月25日)で因果関係が否定できない間質性肺炎の副作用報告が7例あったことも明らかにした。このため、スタチン系薬剤6成分と、スタチン系のアトルバスタチンとカルシウム(Ca)拮抗薬アムロジピンの配合剤について、添付文書の「副作用(重大な副作用)」に「間質性肺炎」を加え、長期投与でも発熱や呼吸困難などが認められた場合は投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与などの適切な処置を行うこととした。


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